So-net無料ブログ作成

「モノクロ映画」歌詞訳 プファル [Boohwal 歌詞訳]

モノクロ映画のことを白黒映画といいますね。白黒写真という言葉もあります。でも韓国では黒白映画、黒白写真。色の順序が逆なんですよ~

それで思い出したのですが、よく発表会などで緊張して思考回路が停止してしまった状態(度忘れ)を、色で例えて、「頭の中が真っ白になる」といいますよね。ところが韓国ではこういう時、白でなくて黒なのだそうです。頭の中が真っ暗で何も見えないイメージだとか。ちなみに私のイメージは強い光で眩しすぎて見えない状態なんです。お友達はノートに書いたものが消しゴムで全部消えてしまったようなイメージだと言います。

さて「度忘れ」を韓国語で까먹다(カモッタ)と言いますが、元は까마귀 고기 먹었나?(カラスの肉を食べたの?=度忘れした人に対して言うことば) から来ているようで、真っ黒いカラスと度忘れが結びつくのもやはり度忘れのイメージが黒だからなのでしょうね。

この際ついでにもう一つ。日本では物忘れの食べ物というとカラスではなく、茗荷ですね。なぜ茗荷なのか?これは仏教からきているようです~

どうでもいい前置きが長くなりました。プファルの3集アルバム「記憶喪失」の中に「モノクロ映画」という曲があります。とても抒情的でプファルらしい曲です。12集Part1ではドンハ君のリメイクバージョンも収録されています。

例によって拙い歌詞訳をご紹介しますね。
そしてこの曲にまつわるエピソードは記事の一番下に書きました。
  

 



흑백영화(モノクロ映画) 歌詞訳 プファル3集、12集Part1   
プファル3集 記憶喪失(1993.11.01)
作詞、作曲、編曲:キム・テウォン 
12集 25th Anniversary: Retrospect (2009.08.14)
作詞、作曲:キム・テウォン   編曲 : ソ・ジェヒョク


チョ アイドゥレ モスビ ナエゲヌン サシル
저 아이들의 모습이 나에게는 사실
あの子供達の姿が 私にとって 実は

チナボリョッチマン アシュィウンゴルカ
지나버렸지만 아쉬운걸까
過ぎてしまったが 未練なのだろうか

コンウル ジュウロ オドゥッ アイドゥリ ネゲロ オミョン
공을 주으러 오듯 아이들이 내게로 오면
ボールを拾おうと 子供たちが私の所に来ると

ネガ ワットン チナオン ギレン ナムドゥリ チャライッスルカ
내가 왔던 지나온 길엔 나무들이 자라있을까
私がかつて通っていた道では 木々が大きくなっただろうか


フッペグロ ドェン ヨンファル ポゴ シポッソ
흑백으로 된 영활 보고 싶었어
モノクロ映画を見たかった

カスム チョイミョ パラボドン
가슴 조이며 바라보던
ドキドキしながら見つめていた

マチ クムソッカトゥン ムスビギエ
마치 꿈속같은 모습이기에
まるで夢の中のような姿だから

ナエ オモニルル タルマッソ
나의 어머니를 닮았어
私の母に似ている


♪間奏♪


ネガ ワットン チナオン ギレン ナムドゥリ チャライッスルカ
내가 왔던 지나온 길엔 나무들이 자라있을까
私がかつて通っていた道では 木々が大きくなっただろうか


フッペグロ ドェン ヨンファル ポゴ シポッソ
흑백으로 된 영활 보고 싶었어
モノクロ映画を見たかった

カスム チョイミョ パラボドン
가슴 조이며 바라보던
ドキドキしながら見つめていた

マチ クムソッカトゥン ムスビギエ
마치 꿈속같은 모습이기에
まるで夢の中のような姿だから

ナエ オモニルル タルマッソ
나의 어머니를 닮았어
私の母に似ている


フッペグロ ドェン ヨンファル ポゴ シポッソ
흑백으로 된 영활 보고 싶었어
モノクロ映画を見たかった

カスム チョイミョ パラボドン
가슴 조이며 바라보던
ドキドキしながら見つめていた

マチ クムソッカトゥン ムスビギエ
마치 꿈속같은 모습이기에
まるで夢の中のような姿だから

ナエ オモニルル タルマッソ
나의 어머니를 닮았어
私の母に似ている


フッペグロ ドェン ヨンファル ポゴ シポッソ
흑백으로 된 영활 보고 싶었어
モノクロ映画を見たかった

カスム チョイミョ パラボドン
가슴 조이며 바라보던
ドキドキしながら見つめていた

マチ クムソッカトゥン ムスビギエ
마치 꿈속같은 모습이기에
まるで夢の中のような姿だから

ナエ オモニルル タルマッソ
나의 어머니를 닮았어
私の母に似ている


◆単語ノート◆
・흑백영화(フッペンニョンファ/黒白映画)…発音が難しい単語ですね。発音通りに書くとこうなると思います→흑뺑녕화 濃音化、鼻音化、ㄴ音の添加まであります^^詳しい解説はこちらです↓
http://korean.go.kr/09_new/minwon/qna_view.jsp?idx=85427
・가슴 조이다(カスム チョイダ)…胸をしめつける→ハラハラする ヒヤヒヤする ドキドキする 気をもむ 


◆この曲について◆
作詞に関してはプファル3代目ボーカルキム・ジェギ氏と紹介されているサイトもあります。キム・ジェギ氏が自身の子供時代と母親を思い浮かべながら書いたというもの。

そしてテウォン氏の著書『偶然から奇跡へ』の中にもこの曲について書かれた部分があります。その部分を簡単にご紹介しますと、プファル3集の「モノクロ映画」は残念なことにキム・ジェギ氏の声でリフレインのみ録音できていた状態でした。そこでテウォン氏がジェギ氏の声をまねて前半部分を歌って完成させた曲だそうです。録音しながら泣いた唯一の曲だとか。

テウォン氏は元々この曲の最初の部分を書きながらなぜか不吉な予感がしていたそうです。歌詞の中のボールを拾おうする子供の場面でなぜか横断歩道にボールが飛んで行ってそれを拾いに行く子供の姿が連想されて。最初は否定していたけれど、実際に交通事故が起こりボーカルのキム・ジェギ氏が帰らぬ人となりました。

この歌を聞くとテウォン氏のすすり泣きが聞こえるとか。原曲の方を聞いてみると確かに冒頭はテウォン氏の声でサビの部分はジェギ氏の声です。そして曲の最初に何か雑音のようなものが入っています。

こんな事情を知ると悲しく重苦しい気分になってしまいますね。ご紹介することで「パンドラの箱」を開けてしまったのではないかと気になりますが、曲そのものは美しい曲です。リメイクされ12集で始めて聞く人にとってはどこか懐かしさを感じる抒情的な曲として新しく受け入れられるのだろうと思います。

最近音楽の評価について考えさせられることがありました。作曲にまつわるエピソードが曲の評価や人気に影響を与えるということ。でもこの曲に接する日本のファンの多くは純粋に音楽だけを聞いていい曲だと思ったり、歌詞を見て郷愁を感じているのだと思います。その感性を大切に持ち続けたいものですね。


nice!(0)  コメント(6) 

nice! 0

nice!の受付は締め切りました

コメント 6

コメントの受付は締め切りました
はな

ありがとうございます!!
昨日のお返事に「明日の朝に、、」とあったので、一日の用事(意外に忙しいハンメなのです)を終えて、早速お訪ねしたら、ほんとうに!
今胸をときめかせながら一読、ドンハ君の曲に耳を傾けました
ちょっと一言では表せない感動受けています

もっともっと詩も曲も味わって、またゆっくりお返事したい気持ちです

この曲の作られている途中で、あのキム・ジェギ氏が不慮の事故で亡くなられ悲しみの中で完成された曲とのこと、、、
キム・ジェギ氏がリフレインのみ録音していたとか、キム・テウォン氏のすすり泣きの聞えるとか、胸が痛くなります
そういう歌だったのですか

「ボールを拾おうと私のところに、、」とか、「私が通っていた道では、、」というところはまるで聞き取れていませんでした
「モノクロ映画」を見たい思いと、オモニへの思いとを重ねているのは間違っていなかったのではと思いますが、、、

作詞がキム・ジェギ氏が子供の頃を思って書いた詩と聞くと、一層胸を打たれます

この歌のいわれや歌詞の意味がすっかりわからなかった前も、知った今も私にとって心ひかれる美しい曲であることは変わりません

花かんざしさん
私の願いに、こんなにていねいに答えてくださってありがとうございました
プファルの曲の深さをあらためて知りました

前置きの「黒白」?、「白黒」?問題とても勉強になりました
花かんざしさんは学校の先生みたいです
これからも、いろいろ教えてください

食卓の上の花かんざしの鉢、ほんと、ほんのりいい匂い!

by はな (2014-02-18 19:46) 

花かんざし

はなさん、こんばんは♪
コメントありがとうございます~
そしてお返事が遅くなってすみません><

曲の背景を知ることで
曲から感じていた透明感などがもしかすると変わってしまったかもしれませんが、
新たに奥深さのようなものを感じて下さったらと思います。

モノクロ映画…子供の頃、既に自宅のテレビはカラーでしたが、再放送番組などは白黒もありました。写真もカラー写真でしたが、学校行事など記念写真は白黒が多かったです。映画館にはあまり行きませんでしたが、テレビで放送されていたモノクロ映画の傑作は今でもモノクロで観たいですね~^^
ちょうど白黒からカラーへの移行期だったようです~。
なので私にとっても白黒(モノクロ)というと子供の頃の光景が思い出されます^^

by 花かんざし (2014-02-22 00:18) 

うりぼう

すばらしい訳、ありがとうございます!
味わい深い歌詞だったんですね~。
過ぎてしまった懐かしい時間ってだんだん色あせてしまうから、それが何だか夢の中のように感じるのかもしれないですね。
すばらしい感性の曲ですね~。
改めて、この歌詞の意味を知ってこれを聞くと、本当に味わい深いです。
by うりぼう (2014-02-23 00:12) 

花かんざし

うりぼうさん、こんばんは~^^
コメントありがとうございます~♪

遠い記憶の中の光景は確かにモノクロ映画のようなセピア色のような感じですね~
一昔前は映像=白黒の時代だったので夢の中も白黒の世界だったとか。
生れた時からカラーテレビの世代とはまた感覚が違うのかもしれませんけれど。

ところで、またドンハ君が「不朽の名曲」に出演するようですよ~
来週収録で2週にかけて放送されるとか。
この前最高点が更新されたので、そろそろ出演するかと思っていましたが^^

しかし、私はどうにも不朽の歌詞訳にしても、ファンミレビューにしても筆が進みません><
ちょっとリハビリが必要なようです。
突然ここでドラマの話題を始めても驚かないで下さいね~

by 花かんざし (2014-02-24 21:35) 

うりぼう

あれ?花かんざしさん、どうでもいい質問しちゃいますが、花かんざしさんの夢には色があります???カラーの夢見る人と白黒の夢見る人がいますよね?私は白黒のようなセピアのような、そんな夢なんです。そして、ときどき、全体は白黒なのに、何かのものだけはっきり色が見えたりする。または見えなくても色がわかっている。そんな感じです^m^

そして、昔の記憶をたどるときも、何だか本当に色あせているというかくっきりと鮮明なカラーでは思い出せません・・・。記憶力が曖昧なのか(笑)。

ところで、花かんざしさんがおっしゃる気持ちがわかります・・・。私は翻訳などはできないですが、それでも何だかリハビリが必要な気分なんです~。前のように、純粋にプファルの歌を味わっていたいのに。じっくり聞けば聞くほど、寂しい気持ちが押し寄せてしまいます・・・。
by うりぼう (2014-02-27 21:27) 

花かんざし

うりぼうさん、こちらにもコメントありがとうございます~^^

私は普段はめったに夢を見ないのですが、たまに見る夢がとってもリアルで
掃除をしていたら廊下に見慣れぬドアがあって、開けたら使っていない部屋があったとか
和室の上の方をよくよく見たら実は使っていなかった戸袋があったとか
部屋の奥を片付けていたら使っていないタンスが出てきたとか
それであ~これでスッキリ収納できる~と喜んでいたら夢だったというもの。
ちゃんとカラーですよ~^^ 

ドンハ君のファンミレポ―トは直後に書いたメモや写真を見れば色々書けそうなのですが、でも既にこの時には脱退を決めていたんだろうな~と思うと筆が進まなくて。
やはりレビューは直後に書くべきですね~

お寿司はサーモンでラーメンは長崎ちゃんぽん
これだけは忘れずにメモしておきますね~♪

by 花かんざし (2014-02-27 23:40) 

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。