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韓国の小さな村で―近い昔の記憶 [読書]

韓国の小さな村で―近い昔の記憶

韓国の小さな村で―近い昔の記憶

  • 作者: 神谷 丹路
  • 出版社/メーカー: 凱風社
  • 発売日: 1997/11
  • メディア: 単行本

神谷丹路さんの紀行本『韓国の小さな村で―近い昔の記憶』を読みました。これは先日読んだ『韓国歴史漫歩』より以前に書かれた作品です。

ところで、私が図書館へ行った時にまずチェックする棚は「新着図書」と「返却直後で未整理の図書」です。ここにはあらゆるジャンルの図書が並んでいるので思わぬ掘り出し物に出会えるチャンスも多く、私にとって楽しみなコーナーです。ここでずいぶん昔に面白い本に出会いました。古い話なので書名は忘れましたが、赤瀬川原平さんの「トマソンの無用階段」について書かれている本でした。

すっかり忘れていましたが、今回この『韓国の小さな村で』の中に「トマソンの無用階段(純粋階段)」が出てきて思わず小さく感動しました。でもそれは日帝時代の遺物なのです。

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韓国歴史漫歩 [読書]

韓国歴史漫歩

韓国歴史漫歩

  • 作者: 神谷 丹路
  • 出版社/メーカー: 明石書店
  • 発売日: 2003/07/22
  • メディア: 単行本


図書館でたまたま手にした本ですが、とても面白かったです!

江原道(鉄原、江陵、注文津)、京畿道(楊州、驪州)、忠清北道(堤川)などガイドブックにもあまり紹介されていない韓国の地方の町へ行き、そこにある日帝時代の遺物を訪ねる旅物語。

筆者は目的地に到着すると、まず役場で資料や地図を入手し、タクシーのアジョッシと会話を楽しみながら町を巡り、毎回のチェックポイントとしては町に残っている郷校(朝鮮時代地方にあった教育機関)、食堂ではいつもテンジャンチゲを注文するというかなり通な旅のスタイルに、初めはてっきり男性だとばかり思っていました。

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「怖い絵」で人間を読む [読書]

探求この世界 2010年2-3月 (NHK知る楽/月)

探求この世界 2010年2-3月 (NHK知る楽/月)

  • 作者: 中野 京子
  • 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
  • メディア: ムック

以前このブログでもご紹介したことのある「怖い絵」がNHK教育テレビの番組で放送されるようです。

番組HP

http://www.nhk.or.jp/shiruraku/mon/index.html


過去記事…怖い絵1怖い絵2

 

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あるベルリン・フィル楽員の警告―心の言葉としての音楽 [読書]

あるベルリン・フィル楽員の警告―心の言葉としての音楽

あるベルリン・フィル楽員の警告―心の言葉としての音楽

  • 作者: ヴェルナー・テーリヒェン
  • 出版社/メーカー: 音楽之友社
  • 発売日: 1996/10
  • メディア: 単行本
かなり前に読んだ本の感想ですが、ちょっとご紹介します。
すっかり放置していたのですが、最近『価値観』について書かれたエッセイを読み、ふとこの本のことを思い出しました。

『価値観』とは人それぞれ多様なものでしょうが、自分の価値観と他人の価値観の違いで、時には摩擦が生じることも、どうしていいのか迷うこともあるでしょう。そんな時、自分と違う価値観を認め、その中から自分と近い部分を見つけ、自分から歩み寄るようにできれば良い方向に進むのではないでしょうか。でも現実はそう簡単にうまくいくものでもないのでしょうね。
この本はそんなある人の話です。

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孤将 【原題:칼의노래 カレノレ(刀の詩)】 [読書]

孤将 (新潮文庫)

孤将 (新潮文庫)

  • 作者: 金 薫
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/09/30
  • メディア: 文庫

韓国の歴史上もっとも有名な人物の一人である李舜臣の物語。「日本軍を叩きのめす李舜臣将軍の戦いぶりが、賛辞の中に叙述される定番の歴史・戦争ものかと思いきや、その予想は全く外れた。」と訳者あとがきにもあるとおり、英雄とは程遠い、孤独の中で闘う李舜臣の生身の姿が描かれていた。
韓国KBS大河ドラマ「不滅の李舜臣」の共同原作の一つでもある作品。
図書館でハードカバーを借りた後も、また読み返したくなり、結局文庫本を購入したという、めったに本を購入しない私としては珍しく心に残った作品。

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怖い絵 [読書]

怖い絵

怖い絵

  • 作者: 中野京子
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2007/07/18
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

前に「怖い絵2」を読んでいたので、すんなりと読めました。
まえがきには
『……特に伝えたかったのは、これまで恐怖と全く無縁と思われていた作品が、思いもよらない怖さを忍ばせているという驚きと知的興奮である。……』(p.9)
とありましたが、本書に取り上げられた作品も、本当に怖ろしい場面を描いているものから一見ごく普通の絵に見えるものまで扱っていて興味深いものばかりでした。

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怖い絵2 [読書]

怖い絵2

怖い絵2

  • 作者: 中野京子
  • 出版社/メーカー: 朝日出版社
  • 発売日: 2008/04/05
  • メディア: 単行本

今日の本は「怖い絵2」です。
この本の表紙になっている顔に見覚えがあったのが、この本に興味を持ったきっかけです。さっそく、この人物の正体を確かめようと中を見ると、ありました。

ファン・エイクの『アルノルフィニ夫妻の肖像』


アルノルフィニ夫妻200.jpg 

この絵については以前読んだ本にも詳しく紹介されていて、その時には、絵の中に描かれているもの一つ一つに全て意味があり、絵画全体が結婚証明書になっているという解説に納得したような、でも何かひっかかる物がありました。

 

 

 

 

【ナショナル・ギャラリー(ロンドン)所蔵】

 

 

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証言・フルトヴェングラーかカラヤンか [読書]

証言・フルトヴェングラーかカラヤンか (新潮選書)

証言・フルトヴェングラーかカラヤンか (新潮選書)

  • 作者: 川口マーン 惠美
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2008/10
  • メディア: 単行本
読書というカテゴリーを作りました。

ここではどんな内容だったか後で振り返りたい時の覚え書きとして印象に残った本のことを書いておこうと思います。

と言いつつも、やっぱり最初は「ベートーベン・ウイルス」関係です…。

韓国ドラマ「ベートーベン・ウイルス」を視聴する前から指揮者という存在が謎でした。ドラマを視聴して、ますます指揮者について興味を持った所にこんな本が目に飛び込んできました。

『証言・フルトヴェングラーかカラヤンか』裏を返すと、こんな言葉が…
『ベルリン・フィル全盛時代の楽員たちが、初めて語ってくれた本格的インタビュー集。ドイツ精神主義の化身・フルトヴェングラーと、飽くなき音響美の追求者・カラヤン。共同作業した音楽家でなければ分からない二大マエストロの秘密を、臨場感溢れる語り口で解き明かす。音楽ファンならずとも惹き込まれること請け合いの一冊。』

これはもう読まずにはいられません。
カラヤンはドラマの主人公「カン・マエ」のモデルの一人ですし、『マウス・フィル』と違って、超一流のオーケストラであるベルリン・フィルの団員達から見たマエストロってどんな存在だったのか、読む前からわくわくしていました。

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